ワキガ手術体験談:驚きのダウンタイムの短さとその後

私は21歳のときにワキガ手術を受けました。
正直、手術には後ろ向きな気持ちもありました。親からも「体のことが心配だから」と反対されていましたし、不安もありました。
それでも、このまま匂いに悩んで塞ぎ込んだまま生きていくのは嫌だと思い、就職して貯めたお金で自分の意思で決断しました。


手術の内容と費用

私が受けたのは 吸引シェービング法 です。
研修医の先生が執刀してくださったので、金額は比較的安く 15万円ほどで済みました。
(※当時は他の方法と比べても負担が少なかったと思います)


手術当日

  • 手術中は不思議なくらい痛みをまったく感じませんでした。
  • 日帰りで帰宅できたのも驚きでした。

ダウンタイム

数日間は包帯を巻いたまま過ごしましたが、ダウンタイム中も痛みはほとんどありませんでした。
手術から数日後には包帯も取れ、入浴も普段通りできるように。
想像していたような大きな傷はなく、残ったのは小さな穴程度で「傷」と言えるほどのものではありませんでした。


手術後の変化

匂いや汗の量は、手術前と比較して明らかに軽減されました。
しかし「完治」というわけではなく、生理前や生理中などの時期には必ず手術前と同じ匂いがしてしまいます。

それでも、手術をしてからは外出に対する怖さや消極的な感情がかなり減りました。
人と会うときも以前より前向きになれて、「外に出るのが少しラクになった」と感じています。

保険適用の剪除法であればさらに効果が高い可能性もありましたが、親が体への負担を心配していたこともあり、今回はリスクの少ないシェービング法を選びました。


結論と今の気持ち

結論としては、手術をして本当に良かったと心から思っています。
同時に「生まれつきのものを完治させるのは容易いことではない」とも痛感しました。

今の状態に正直なところ満足はしていません。
けれど、さまざまなケアや対策を続け、そして周囲の方に支えてもらいながら、以前より前向きに外出できている自分がいます。
この変化を大切にしながら、感謝の気持ちを持って生きています。


まとめ

  • 21歳でシェービング法による手術を経験(費用15万円)
  • 手術中の痛みなし、日帰り可能、ダウンタイムも短い
  • 匂いや汗は軽減したが「完治」ではなかった
  • 外出への怖さや消極的な気持ちが軽くなった
  • 結果として「してよかった」と思える体験

ワキガ手術は一度で全てが解決するわけではありません。
それでも、悩みを軽減し前向きに生きるきっかけになったことは確かです。