匂いの変化に気づいた瞬間
脇の治療を終えていたので、「気にしすぎて匂ってると勘違いしてるのかもしれないのかな」と
最初のうちは思っていました。
けれど、生理の前後になるとかならず、あの独特な匂いがして、
「あ、これは間違いない」と気づいてしまったんです。
その瞬間から、「もしかして、また再発してしまったのかも…」というつよい不安に襲われました。
そして匂いを何度も確かめるたびに、「やっぱり。治療前と同じ匂いがする」と、
思い知らされて絶望感でいっぱいになっていきました。
制汗アイテムの限界
生理の前後になると、いつも使っているケアの効果が少し弱まって、
うっすらとあの匂いがしてくるんです。
それからは、「どうにか抑えたい」と必死になって、自分に合うケア用品をいろいろ試す日々が続きました。
人との予定に影響
そのため、人と会う予定はできるだけ生理の前後を避けて調整していました。
それでもどうしても外せない予定があるときは、
「匂いに気づかれたかな」「嫌な思いをさせていないかな…」と、
つい気になってしまい、相手の話に集中できないこともありました。
恋愛と孤独感
好きな人と会う日は、真っ先に「もし匂いに気づかれたら嫌われるかもしれない」
「それなら会わない方がいいのかも」と考えてしまって、心が沈むことがよくありました。
本当は会いたいのに、不安に負けてドタキャンしてしまうことも。
楽しいとか嬉しいとか、そんな気持ちはいつも後回しで、
人と関わるたびに「普通に過ごせない自分」が浮かび上がって、
孤独や悔しさに押しつぶされそうになる日もありました。
なぜ生理前後に匂いが強くなるのか?
ホルモンバランスの変化
生理前は黄体ホルモン(プロゲステロン)が増え、汗や皮脂の分泌が活発になります。
その結果、ワキガの原因となるアポクリン汗腺の分泌も増え、匂いが強調されやすくなるんです。

この時期は必ずといっていいほど、
脇に大きな赤いニキビがいくつもできます😅
菌の繁殖による影響
汗や皮脂が増えると、それを分解する菌も増え、体臭が強く感じられることがあります。
生理中は免疫力が下がりやすく、菌の繁殖が進みやすい状態になりがちです。
精神的ストレス
「匂っていないかな」という不安がたび重なると、それがストレスになって交感神経を刺激し、さらに汗をかきやすくなることもあります。



会話やゲームなどの楽しい時間も、興奮した途端、
蛇口をひねったように脇汗がとまらなくなります💭
私が実際に心がけていること
予定の調整
生理の前後は、できるだけ大事な予定を入れないようにしています。
どうしても外せない予定があるときは、前の日から丁寧にケアをします。
そうするだけでも少し気持ちに余裕ができて、
人と会うときの不安が和らぐようになりました。
ケア用品の工夫
普段から、汗と匂いの両方をケアできるタイプのクリームを使っています。
生理の前後は、いつもより少し多めに重ね塗りをしてから外出するようにしています。
それだけでも、安心感が全然違います。
気持ちの切り替え
生理の前後は、とてもナイーブになります。
どうしようもないとわかっていても、自分の脇の匂いに落ち込んだり、腹が立ったり、
自分を責めてしまう日もまだあります。
でも最近は、「匂いを完全にゼロにするのは難しい」「これは私の体質だから仕方がない」と、
少しずつ受け入れられるようになってきました。
そんな私の意識を変えたのは、
「毎日ちゃんとケアを続けている自分はえらい。モヤモヤ考えるエネルギーは、他のことに使おう!」
という考え方でした。
そうやって少しずつ心の向きを変えていくうちに、
気持ちが楽になり、人との関わりも前より前向きに感じられるようになったんです。



マナーはとても大切なこと。
でも、それ以上に、誰よりも頑張っている自分自身を
まず褒めてあげたいです
まとめ|生理と匂いの変化は自然な現象。工夫で不安を減らせる
生理の前後の匂いや汗の変化は、どうしても避けられない自然な体の反応です。
私自身も長い間悩んできましたが、「匂いがつよくなる」原因を知り、
自分なりの工夫(ケアの重ね塗りや予定の調整、気持ちの切り替えなど)を取り入れることで、
少しずつ不安を減らすことができました。
同じように悩んでいる方も、まずは「生理の前後は特に匂いやすい時期なんだ」と、
理解してあげるだけで気持ちが楽になると思います。
そのうえで、無理のない範囲で自分に合ったケアを続けていけば、
以前よりも安心して過ごせる時間がきっと増えていきます。
It’s okay — your body is just being human. Let’s care for ourselves gently.
(大丈夫。あなたの体は“人間らしく”反応しているだけ。やさしく自分をいたわっていこうね。)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました